信頼できる鋼鉄原料:クロムバナジウム鋼
良いスタートを切ることが成功への道で、ツールも例外ではありません。良いツールあるいは良い金属加工部品は、原料が少なくとも成功するための条件を半分決めます。これも天芸が「クロムバナジウム合金鋼」(CR-V)を選んでソケットとハンドツールを製作している理由です。
クロムバナジウム合金鋼(Chrome Vanadium Steel:CR-V)はよくある合金鋼で、高い耐磨耗性と熱処理した後に安定した高硬度を維持できる特性があります。例を挙げれば、昔刀剣を鍛造する職人にはある秘密がありました。鍛造する時にクロムを少々加えると、単純な炭素鋼よりも鋭利で硬くなるのです。
クロムは硬度を増加させ、バナジウムはじん性を向上させる。両者を結びつけて、良好な条件で熱処理すると、耐用性と公差の精度が大幅に向上します。これも欧米のツール大手メーカーがどうして永久保証を提供できるかの基本的な理由です。天芸ハンドソケットは生産後に全てChrome VanadiumあるいはCR-Vを刻印します。
そして、クロムバナジウム合金鋼の調合割合も各社鋼鉄メーカーの言えない秘密です。原料の出所不明鋼鉄を購入する場合、通常は原料メーカーが提供する材料証明をできず、非常に大きな影響があります。例えば、中国には小規模の鋼鉄メーカーが非常に多く、合金鋼の化学的比率や品質も不安定です。従って、工具にCR-Vと標示されていても、どこから原料を入手しているかを詳しく聞くべきです。結局1枚の材料証明だけでは各ロットの原料が全て同じであることを示しているわけではないので、長年ツールを専門に製造している信頼できるメーカーを探し出すことが保障に繋がります。
この表はクロムバナジウム合金鋼の成分表です。台湾中鋼株式会社を参考にしました。

天芸の異なる線径のクロムバナジウム合金鋼を原料とした棒材
